松下歯科医院のインプラント症例|インプラント治療の心得

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症例

必要な治療や治療費用は患者様おひとりおひとりの口腔内の状況によって異なります。
詳しい費用については、インプラント治療費用・相場・保険適用についてのインプラント治療にかかる費用の内訳をご確認下さい。

70才 男性

before   after
主訴 歯がグラグラで食事ができないのでちゃんと歯を治したい
全身状態 軽度の糖尿病
症状 上下に残っている歯はほとんど重度の歯周病であり、下顎の前歯部と左側の小臼歯以外は止むを得ず全て抜歯になった。
治療プロセス 【オーダーメイド歯科医療のコンセプトにのっとった治療法】
まず上下の重度歯周病に罹患している歯を全て抜歯後、仮義歯を作製し治療期間注も食事や審美面で日常生活を営めるように工夫した。次に下顎にインプラントを埋入して6週間経過後、骨統合後に仮歯を作製、装着し、咬合、発音、審美性、清掃性を十分に検討してその仮歯のデータを元にして治療開始から約5ヶ月後に下顎に最終補綴物を装着した。
【上顎は総義歯が適応症】
この患者さんの場合、上顎は仮義歯を装着し十分に検査し、患者さんと相談をした上で上顎は総義歯による治療法を選択した。仮義歯を作製してE,F,S,Bの4つの観点から十分な検討を行い、この結果を元にして最終補綴物である金属床義歯を作製装着した。
メンテナンス 治療後は約3ヶ月間隔で10年間以上定期的にメンテナンスを行っている。大きな問題はなく良好に経過していている。
オーダーメイド歯科医療
暫間修復物(provisional restoration プロビジョナルレストレーション 以下プロビ)を作製し、咬合、発音、審美性、清掃性を十分に検討してそのプロビのデータを元にして最終 補綴物(final restoration ファイナルレストレーション 以下ファイナル)を作製する。例えばのプロビの大きさ、形態、歯の出具合などを医学的に十分に検討し、さらにそこに可能な限り患者さんの希望を盛り込んでファイナルの状態を煮詰めていくというステップがこのプロビでの段階の重要な作業となる。まさに一人一人の体にぴったりと合ったスーツをオーダーメイドで誂えるように、個々の患者さんの口腔環境にぴったりと合った補綴物を作製していくという「オーダーメイド歯科医療」こそが保険診療の範囲では実現できない、現在の自費診療の価値の真髄であると考える。
E,F,S,Bの達成が歯科医療の目標である
歯科医療を実践していく上において考慮していく目標は以下の4つの条件である。

Function(機能):ちゃんと咬めるかどうか、明瞭に発音できるかどうかという機能面
Esthetics(審美性):見た目がきわめて自然かどうか、かぶせ物をしたり、入れ歯をはめているように見えないかどうかという審美面
Structure(構造耐久性):硬い食物を噛んだ時に削れたり、たわんだり、破折したりしないかどうかという構造耐久面
Biology(生物学面):装着し使用していて周囲組織(歯茎、口唇など)に痛みや為害作用、違和感がないかどうか、口腔内が清潔に保たれるかどうかといった生物学面

この4つの条件、略してE,F,S,Bを常に念頭に置きながら診断、治療計画の立案、治療の実践を行うことが必要である。
上顎は総義歯が適応症となることが多い
上顎の歯槽骨は抜歯後に頬側(外側)から吸収していき、骨全体の大きさが縮小する。つまり抜歯後は歯が生えていた頃よりも歯槽骨の外形は小さくなる。そのために上顎のインプラント治療において埋入できる位置は本来歯の生えていた位置よりもかなり内側になる。かりに上顎が無歯顎(歯が1本も残っていない状態)になり、下顎が有歯顎であれば、上顎が内側で下顎が外側になるという本来の咬合と逆の位置関係の反対咬合(受け口)になってしまう。これでは、機能面、審美面で著しく劣ることとなる。一方で上顎の無歯顎の症例では、総義歯による補綴法を選択すると、清掃も容易で常に清潔に保つことも可能である。高齢者の患者さんにとって日常の清掃性の容易なことはとても重要である。基本にのっとって製作されたすぐれた総義歯は機能面、審美面でも十分に患者さんの要求に応える治療法であると考える。

34才 男性

before   after
主訴 歯がグラグラで食事ができないのでちゃんと歯を治したい
全身状態 腰痛があり、長時間の治療がしづらい
症状 上下に残っている歯は初診時にすでに重度の歯周病であり、止むを得ず全て抜歯になった。
治療プロセス 【オーダーメイド歯科医療のコンセプトにのっとった治療法】
まず上下の重度歯周病の歯を全て抜歯後、仮義歯を作製し治療期間注も食事や審美面で日常生活を営めるように工夫した。次にまず上顎に、次に下顎にインプラントを埋入して6週間経過後、骨統合後に仮歯を作製、装着し、咬合、発音、審美性、清掃性を十分に検討してその仮歯のデータを元にして治療を行うという当院の特長である「オーダーメイド歯科医療」のコンセプトにのっとった治療により最終補綴物を装着した。腰痛により長時間の治療がしづらいためインプラント手術を5回に分けたため、治療開始から約8ヶ月後に上下顎に最終補綴物を装着した。
【上顎もインプラント治療を選択】
この患者さんの場合、上顎骨が大きく抜歯後の吸収が起きても上下の対向関係は正常であったので上顎もインプラントによる治療法を選択した。仮歯を作製、装着してE,F,S,Bの4つの観点から十分な検討を行い、この結果を元にして最終補綴物であるジルコニア冠を作製、装着した。
メンテナンス 治療後は約3ヶ月間隔で5年間以上定期的にメンテナンスを行っている。経過は極めて良好で、積極的に運動を行い、食事にも注意をはらい減量にも成功している。

61才 女性

before   after
主訴 他院で5年前にかぶせた左上の前歯がはずれるとして担当医から紹介
全身状態 問題なし
症状 左上中切歯の歯根が破折しており、抜歯が必要。両臨在歯も5年前に当該歯と同時にセラミックをかぶせ何の問題もないのではずしたくない。そのため担当医からインプラントを勧められて紹介を受ける。
治療プロセス 歯根破折を認めるが、炎症症状はないので抜歯と同時にインプラント埋入する方法(抜歯即時埋入法)を選択する。患者さんのQOLを確保するためインプラント手術後に仮歯を装着する。3ヶ月後に印象(型取り)を行いセラッミック冠を装着した。治療中に患者さんから「右上の前歯の色が気になる」と申し出があり、セラッミックラミネートベニア冠を装着する。手術後5ヶ月間で治療を終えることができた。
メンテナンス 治療後は約3ヶ月間隔で5年間以上定期的にメンテナンスを行っている。経過は極めて良好である。

62才 男性

before   after
主訴 上下の義歯が動いて食事ができないのでちゃんと歯を治したい
全身状態 問題なし
症状 上顎は総義歯が装着されていたが、適合が悪く外れやすい。下顎に残存歯は動揺が大きく抜歯が必要である。
治療プロセス 上下顎に仮義歯を作製し治療期間注も食事や審美面で日常生活を営めるように工夫した。次に下顎に4本のインプラントを埋入して6週間後、骨統合後にインプラントを固定する構造物(ドルダーバー)を装着し下顎の義歯を固定する。下顎は費用の関係で総義歯を提案した。仮義歯を作製して E,F,S,Bの4つの観点から十分な検討を行い、この結果を元にして最終補綴物である金属床義歯を作製し装着した。
メンテナンス 治療後は約3ヶ月間隔で10年間以上定期的にメンテナンスを行っている。大きな問題はなく良好に経過していている。

56才 女性

before   after
主訴 上下の歯がグラグラで食事ができないのでちゃんと歯を治したい
全身状態 問題なし
症状 上下に残っている歯はほとんど重度の歯周病であり、下顎の両側の犬歯、小臼歯以外は止むを得ず全て抜歯になった。特に上顎の補綴物は他院で数年前に治療をしたばかりとのことであった。その治療時には、すでに重度の歯周病に罹患していたと推測される。その時点で適切な歯周病に対する処置が行われていればと思われる。
治療プロセス No.1ケースと全く同じ手順に従って、まず上下の重度歯周病に罹患している歯を全て抜歯後、仮義歯を作製し治療期間注も食事や審美面で日常生活を営めるように工夫した。次に下顎に6本のインプラントを埋入して6週間経過後、骨統合後に仮歯を作製、装着し、咬合、発音、審美性、清掃性を十分に検討してその仮歯のデータを元にして治療開始から約5ヶ月後に下顎にジルコニアによる最終補綴物を装着した。
【上顎は総義歯が適応症】
この患者さんの場合も、No.1ケース同様に上顎は仮義歯を装着し十分に検査し、患者さんと相談をした上で上顎は総義歯による治療法を選択した。仮義歯を作製して E,F,S,Bの4つの観点から十分な検討を行い、この結果を元にして最終補綴物である金属床義歯を作製、装着した。
メンテナンス 治療後はほぼ3ヶ月間隔で5年間以上定期的にメンテナンスを行っている。大きな問題はなく良好に経過していている。

31才 女性

before   after
主訴 他院で10年前にかぶせた左上の前歯に違和感がある。
全身状態 問題なし
症状 左上中切歯の歯根が破折しており、抜歯が必要。右上の前歯も10年前に当該歯と同時にセラミックをかぶせたが色も形も患者さんは気に入らない。
治療プロセス 歯根破折を認めるが、炎症症状はないのでNo3ケースと同様に抜歯即時埋入法を選択しインプラント手術後に仮歯を装着する。3ヶ月後に印象(型取り)を行い前歯2本にセラッミック冠を装着した。手術後5ヶ月間で治療を終えることができた
メンテナンス 治療後は約3ヶ月間隔で5年間以上定期的にメンテナンスを行っている。経過は極めて良好である。

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